無人駅
岩佐美咲
GENRE 列車の窓に
北の岬
ぼかすように雪が降る
あの人を忘れられたら
この旅は終わるのに・・・
初めての夜は
愛しさを知って
最後の
朝には
涙 知った
私なんか
いなくなっても
そう誰も
気づかない
気づかれない
途中下車するのは
無人駅
重い車輪が
動き出して
胸の奥が軋み出す
悲しみを見知らぬ街に
置き去りにしたかった
凍える指が
ぬくもりを探す
重ねた掌
思い出した
白い息が
雪と一緒に
語るだけ
愛したい
愛されたい
名前さえも知らぬ
無人駅
私なんか
いなくなっても
そう誰も
気づかない
気づかれない
途中下車するのは
無人駅
北の岬
ぼかすように雪が降る
あの人を忘れられたら
この旅は終わるのに・・・
初めての夜は
愛しさを知って
最後の
朝には
涙 知った
私なんか
いなくなっても
そう誰も
気づかない
気づかれない
途中下車するのは
無人駅
重い車輪が
動き出して
胸の奥が軋み出す
悲しみを見知らぬ街に
置き去りにしたかった
凍える指が
ぬくもりを探す
重ねた掌
思い出した
白い息が
雪と一緒に
語るだけ
愛したい
愛されたい
名前さえも知らぬ
無人駅
私なんか
いなくなっても
そう誰も
気づかない
気づかれない
途中下車するのは
無人駅
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